CL準決勝レアルvsバイエルン
バイエルンの追い上げも虚しく
CL準決勝が終わりました。
試合展開もバイエルンが有利に試合運びをしていたかに見えました。
それだからこそ試合後、今回の敗戦に関しては悔しさをあらわにしている選手も多かったですね。
どんな試合展開なのでしょうか。そして見所とは。
◾️バイエルンの先制弾!!
キミッヒ。開始3分の先制弾!!冷静にゴール済みにインサイド。
このままレアル意気消沈かと思われていましたが、マルセロのレアル同点。
レアルが息を吹き返します。振り出しに戻しましたね。蓋を開けてみれば
レアルの勝利で今回の準決勝は終わりました。
◾️ハメスの心境
今回決勝を懸けた試合はもちろんのことながら、
一選手の心境にも注目が当てられていました。その選手はハメス・ロドリゲス選手。
コンロビア代表の10番を背負う若きエース。この選手は現在バイエルンミュンヘンに所属していますが、もともとはレアルマドリードの選手でした。世界最高の選手と評価されながら鳴り物入りでレアルに入団。しかし、レアルの選手層の厚さやジダン監督のチーム構想から外れなかなか試合に出れず移籍に踏み出しました。そんな古巣への心境が入り混じりながらの大一番。そんな中結果を残します。
後半にレアルゴールをこじ開けます。
◾️ハメスの偉大さ
印象的だったのがゴールを決めた後の姿です。
歓喜を露わにすると思いきや、冷静に掌を合わせる仕草でチームメイトに囲まれていました。
おそらく古巣相手へのリスペクトを忘れず、またレアル時代への納得できない結果もあり本人に対する悔しさが伝わってきました。「やればできるんだ」とゴールという形で自己主張をしたように見えましたし、そんな大胆ではなく冷静かつ紳士に対応するハメス・ロドリゲスの偉大さを感じる一戦でした。
強い!!リバプール
今年のリバプールは強い。
今年のCLも次回ローマとの一戦。
何より攻撃力がすごいと。
どんなところが凄いのか?
【攻撃を司る3人】
圧倒的な攻撃力を誇るオフェンス陣。
その中心人物は、
「フィルミーノ」
「サラー」
「マネ」
この3人です。リバプールの攻撃力は、いわゆるカウンタースタイル。現代の堅守速攻。
3人のそれぞれの特徴が活かされています!
【それぞれの役割】
1.モハメドサラー
エジプトのストライカー!なんたって46ゴールを更新中。長身というより小柄なストライカー。スピードに乗った上で巧みなボールコントロールをこなすドリブラー。
プレミアリーグの一戦で見せた空中に浮いたボールを扱いマイボールにしてゴールに変える技術はホンモノです。
2.マネ
左サイドの爆走最速の男。
サイドのスペースを縦に進む勢いももちろんながら、中に切り込むスピードが何より早い。
一旦スピード落とし、瞬時にスピードを上げる。身体能力の高さ故相手DFは置き去りに。
サイドのスペースを切り裂き、前線のサラーと得点を量産しています。
また、マネはディフェンスの部分でも前線から貢献しています。
3.フィルミーノ
柔軟にゲームを作る男
サラーを活かす存在として。主にスペースを作る動きに徹している印象があります。
フィルミーノがサイドでボールを受けるために流れたため前線のスペースをすかさず
サラーが走りこむ。ポストプレーをするために引き気味に下がってくる。その前線に空いたスペースにサラーが走りこむ。スペースが空けばサラーのスピードが格段と活きる。そんな周りを活かすプレーが魅力的です。
そんな爆発的な得点力を持つリバプール、
CLを控えていますが、イスタンブールの奇跡を起こしたジェラード率いるリバプール。
そのチームが優勝したときよりも今のチームが劣っているとは思えないです。
優勝を期待してもいいでしょう。
前線には最強の「ガンナーズ」の名前の通りの無敵の3人がいる限りは。